木曜日, 12月 1, 2022
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MT4 MT5の違い:どちらがオススメ?2021年最新版

MT4、MT5の主な違いは何でしょう?この2つの取引プラットフォームのうち、どちらがあなたのトレードスタイルに適しているでしょうか。シンプルさがMT4の最大のセールスポイントだという人もいるでしょう。海外FXではほとんどのFX業者MT4端末をメインの取引インターフェースとして使用していることから、業界標準と呼ばれています。2010年にリリースされたMetaTrader5(MT5)プラットフォームは、MT4とは大きく変わったという意見があります。異なるマーケットユーザーを対象としているため、メタトレーダー4(MT4)の別バージョンというよりは、決定的に異なるプラットフォームと理解してよいでしょう。

MT4とMT5のどちらが自分に合っているのかを判断してほしいというご相談をよくいただきますので、今回、以下のようなガイドをご用意しました。

メタトレーダーについて

リテール外国為替ビジネスにおいて、フロントエンド取引プラットフォームであるMetaQuotesのMT4とMT5の2つだけが使われている事は誰もが納得するかと思います。

2005年にリリースされたMT4は、数々の試練に負けず、その有効性を十分に証明してきました。他の追随を許さない評判があり、トレーダーが必要とするすべての機能を提供しています。例えば、多数のチャートソフト、1,700以上のEA、2,000種類以上のテクニカルインジケーター、コピートレード、アラート、金融ニュース、モバイル取引など。

2010年、MetaQuotesはMT5の提供を開始しました。MT5は、口座を使って複数の資産を取引できる多角的な金融取引プラットフォームで、外国為替(FX)CFD、先物、オプション、株式、債券などの取引を可能にしています。MT5の野望は、「外国為替・金融市場で最高の取引プラットフォーム」と位置付けることでしたが、近年まではMT4の発展の影に隠れていました。しかし、ようやくMT5の取引量がMT4の取引量を上回る日も出てきて、MT5が戦力として使用されるようになってきたのです。

2つのプラットフォームをめぐる議論は今でも活発になされており、MT4とMT5はそれぞれ支持されています。私たちは、2つのプラットフォームの違いとそれぞれの利点を見てみることにしました。

MT4とMT5の違い、共通点を分析し、MetaQuotesの最新版のアップデートを解説します。

>> MT4のダウンロード

>> MT5のダウンロード

MT4 MT5の比較

1.1. 部分注文の成立:予定の注文数量を超えずに約定するか、また、約定していない注文は取り消されるか。

MT5: YES

MT4: NO

2.DOM – 市場の深さ:オプション、出来高に応じて異なる価格で買いと売りを提供しているか。

MT5: YES

MT4: NO

3.タイム&セールス(取引所データ):取引所からタイム&セールス(リアルタイムの情報 だけでなく最良買気配と最良売気配の価格)を受信する機能があるか。

MT5: YES

MT4: NO

4.経済カレンダー:基本的な分析ツールとなる金融商品の価格に影響を与える様々な国の経済指標があるか。

MT5: YES

MT4: NO

5.アカウント間の資金移動:同じサーバー上のアカウント間で資金を移動できるか。

MT5: YES

MT4: NO

6.MQL5.コミュニティチャット: MetaTraderプラットフォーム内で他のトレーダーと直接チャットすることができるか。

MT5: YES

MT4: NO

7.ネッティング:金融商品のオープンポジションを1つだけ持つことができるネッティングシステムをサポートしているか。

MT5: YES

MT4: NO

8.取引所取引:株式、先物、債券、オプションを提供する取引所での取引ができるか。

MT5: YES

MT4: NO

9.多言語Unicode: Unicode文字エンコーディング標準をサポートしており、あらゆる言語で正しい表示ができるか。

MT5: YES

MT4: NO

MT4 MT5の共通点

1.約定形式:追加の注文の実行条件を設定することができる種類。

MT5:FOK(Fill or Kill)、即時またはキャンセル(IOC)、リターン

MT4:FOK(Fill or Kill)

2.保留注文の種類:決められた条件のもとで、売買を依頼するFX注文の種類。

MT5: 6

MT4: 4

3.テクニカルインジケーター数:自動的に価格のチャートパターンを検出し、ユーザーが取引の意思決定を行うのに役立つテクニカルインジケーターの数。

MT5インジケーター:38

MT4インジケーター:30

4.グラフィカルオブジェクトの数: 価格のトレンドを識別し、サポート/レジスタンス・レベルタイムサイクルトレンドラインチャネルなどを検出するのに役立つグラフィカルオブジェクトの数。

MT5: 44

MT4: 31

5.タイムフレーム数:金融商品の価格を表示するタイムフレームの数。

MT5: 21

MT4: 9

6.電子メールシステム:内蔵の電子メールサービスの機能で、ブローカーからメタトレーダーに直接重要な情報を受信することができるか。

MT5:YES

MT4:NO

7.ストラテジーテスター:内蔵のストラテジーテスターでサポートされているバックテストと最適化モードの種類。

MT5:マルチスレッド+マルチカレンシー+リアルティック

MT4:シングルスレッド

8.ヘッジ:反対方向の売買で、FXポジションを持つことができるヘッジ会計システムがあるか。

MT5:YES

MT4:YES

9.シンボル:メタトレーダーで取引できる金融商品の数。

MT5:無制限

MT4:1024

10.サポートしている市場:ユーザーがMetaTraderで取引できる金融市場の種類。

MT5: FX/先物/オプション/株式/債券

MT4: FX

MT4とMT5の違い

モビリティ:

  • 取引をしている場合、またはセットアップ(どんな場面でトレードするのか)がその売買ラインの目前にある場合、デスクトップから離れることは難しいでしょう。そんな時、iOSとAndroidに対応したスマートフォンとタブレットを介してMT4とMT5で提供されるモバイル版を使用することで、トレーダーは世界中のどこからでも24時間いつでも取引プラットフォームにアクセスすることができます。
  • モバイル版で提供する機能には、インタラクティブな気配値チャート、一般的な分析ツール、口座状況のモニター、金融商品の売買ができる機能などがあります。

アナリティクス:

分析オブジェクトはメタトレーダーの強みの一つです。

  • どちらのプラットフォームでも、ユーザーは取引のニーズに合わせてインターフェイスをカスタマイズすることができます。
  • MT4では9つのタイムフレームから選ぶことができますが、MT5ではなんと21のタイムフレームを使用することができます。
  • 30種類のテクニカルインジケーターがMT4で利用できるのに対し、MT5では38種類のテクニカルインジケーターが利用できます。描画ツールの面では、MT5プラットフォームはフィボナッチエリオット波の描画ツールなど、いくつかの追加機能を提供しています。全体では、MT4は31のグラフィックオブジェクトを提供しているのに対し、MT5は44のグラフィカルオブジェクトを提供しています。
  • 両方のプラットフォームには、最新の金融ニュース、オーディオとアラート機能が備わっていることに注目してください。複数の市場で取引する場合、とても便利になります。MT5に追加されたもう一つの素晴らしい機能は、経済カレンダーです。チャートの下部に小さく搭載されており、影響力の高いマクロ経済ニュースが発表されるときにトレーダーにお知らせしてくれます。
  • 2つのプラットフォームの主な違いは、MT5が市場の深さ(DOM )を提供していることです。市場全体の売買がどこで価格付けされているかを見ることができます。

アルゴリズム取引:

  • MetaQuotes Language 4 (MQL4) および MetaQuotes Language 5 (MQL5) は、トレーディングプログラムを書く時に使用するプログラミング言語です。
  • この言語を理解することで、トレーダーはエキスパートアドバイザー(FX EAa)を作成することができます。ほぼすべての取引戦略をEAとして実装することができ、取引プロセスを自動化することができます。これに加えて、トレーダーはカスタムインジケーターを作成することもできます。
  • MQL4でコーディングされたシステムは、MQL5プログラムと互換性がありません。
  • もう一つの大きな違いは、取引システムの設定です。MQL4は注文システムに基づいて取引プログラムを開発するために使用され、MQL5はポジションシステムを実装するために使用されます。
  • MQL5は、MQL4よりも効率的で使いやすいと言われています。MQL4では、各取引操作を完了するためにいくつかの機能が必要となります。

アルゴリズム取引とは、自動化された取引システムを使用して取引を行うことです。自動売買とも呼ばれます。

取引と注文:

MT4とMT5には、同様の執行モードがあります。MT4ではインスタント、リクエスト、マーケットの注文執行が利用可能ですが、MTで5は「エクスチェンジ」を追加で提供しています。このモードでは、注文は外部の取引システム(取引所)に送信されます。

MT4では、買いストップ、買いリミット、売りストップ、売りリミットの4種類の注文が利用できますが、MT5では6種類の注文が利用できます。追加の2つの注文は、買いストップリミット注文、売りストップリミット注文です。

  • MT4はヘッジのみを許可しています。しかし、MT5ではヘッジとネッティングの両方が可能です。ネッティングの例としては、トレーダーがEUR/USDの1ロットのロングポジションをエントリーし、その後同じ市場で2ロット目をエントリーする場合、2つの別々のポジションではなく、1つのポジションになります。
  • MT5にはコミュニティチャット機能が有ります。
  • MT5は口座間で資金移動ができます。
  • MT4はCFD FX商品用に設計されていますが、MT5はオールインワンのマルチアセット取引プラットフォームで、株式、先物、FX取引商品を含む中央集権的な金融市場と非中央集権的な金融市場の両方をカバーしています。
  • MT5はMT4よりも高速で効率的です。MT4は32ビットのモノスレッドプラットフォームですがMT5は64ビットのマルチスレッドプラットフォームです。
  • MT4とMT5の両方には内部メールシステムが備わっていますが、MT5ではこのサービスを添付ファイルで提供しています。どちらのプラットフォームでも、トレーダーはメタトレーダーシステムの外部にメールを送信することはできません。取引サーバーの管理者にのみ送信することができます。

MT5と比較した場合のMT4のメリット

MT4の取引商品は、外国為替、金・銀などが中心になっています。

MT4では複数のポジションをとった場合別々になりますが、MT5では加重平均価格で1つのポジションに統合され、反対のポジション(売買ヘッジ)は不可となります。この点ではMT4の方が便利と言えます。

MT4は比較的安定性が良く、使いやすく、管理もしやすいでしょう。

>> MT4の使い方

MT5はブローカーにもメリット有り:

  • シンボルグループをサポート
  • ゲートウェイをサポート
  • インターフェースによるレポート管理をサポート
  • 複数のサーバーを個別に実行
  • 設定をより洗練されたものに
  • 管理が簡素化されている
  • 取引所取引に対応
  • インターフェースを介したルーティングの管理をサポート
  • 売買高の10進数を2桁から8桁に変更

一方で、外国為替市場でMT5の利用を加速させるために、MetaQuotesは、ポジションのロック、ヘッジ、DOM(Depth of Market)、ワンクリック成行注文、保留注文を可能にするなど、トレーダーが好む機能を継続的に追加しています。

>> MT5の使い方

MT4 MT5の今後の展望

規制要件を遵守しなければならない場合や、オフラインでバックテストを多く行う必要がある場合、株式やコモディティを取引したい場合は、MT4よりもMT5の方が良いでしょう。また、MT5は、市場に新しいイノベーションをもたらそうとする新進気鋭の証券会社にも人気があります。

ただし、MT4プラットフォームは利用率が非常に高いため、人気があると言えます。MT4にある制限のいくつかは許容範囲です。十分な機能やチャートがあり、スムーズに動作するため、多くの専門家に好まれています。

ほとんどの上級者トレーダーは、信頼性が高く、使いやすく、直感的にわかり、エラーの少ないプラットフォームを望んでいると言います。それこそが取引プラットフォームが重視すべきものでしょう。

MT5の功績

MT5がLondon Summit Awards 2020で、「ベストFX取引プラットフォーム」と「ベストマルチアセット取引プラットフォーム」の2つのカテゴリーで賞を受賞しました。

以下はMetaQuotesのコメントです:

MetaQuotesは、Finance Magnates London Summit Awards 2020において、当取引プラットフォームが2つのカテゴリーで賞を受賞したことを発表します。MT5は、FXとマルチアセット取引の両方で最高のプラットフォームとしての地位を確立しています。

2020年11月13日、サミットの最後に表彰式が行われ、今年は、金融・FinTech業界から3,000人以上のプロフェッショナルが集まり、過去最高の出席者数を記録しました。

厳正な投票の結果、MT5は競合他社を上回り、過半数の票を獲得しました。優勝者は、各カテゴリーで3つまで絞り込まれ、その後、参加者投票を行うという2段階で決定されました。

MT5は、「ベストFX取引プラットフォーム」と「ベストマルチアセット取引プラットフォーム」の両部門で賞を受賞しました。これらの賞は、MT5を業界の標準とし、業界全体への貢献を認めたものです。

MT5は、スマートフォンやタブレットで取引することができ、モビリティの観点で優秀と言えます。今後、Webプラットフォームはさらに可能性を広げ、どんなWebブラウザやデバイス等、様々な選択肢の中から最も便利な方法を選択することで、24時間いつでも取引が可能になります。

また、MT5はプラットフォームの機能を拡張し続けています。例えば、自動売買ツールの取り込み、開発者のデータベース、ソーシャルトレーディングバーチャルホスティングサービス(FX VPS)を提供しています。これらすべてのサービスを利用すれば、新しい取引スタイルを構築し頂けるようになりました。

世界中、数百万人ものユーザーがMT5を利用しています。ユーザーの皆様のために、私たちは最大のトレーダーの MQL5.ミュニティを作りました。コミュニティでは、何千もの無料取引ロボットをダウンロードしたり、上級者トレーダーの取引シグナルやコピートレードを購読したり、取引戦略について話し合ったりすることができます。

MT4 MT5のまとめ

MT4とMT5の違いはたくさんありますが、最終的には各トレーダーの取引スタイルや好みによります。ただし、あらゆる種類の取引をしたいのであれば、MT5のプラットフォームが良いかもしれません。また、自動売買はどちらのプラットフォームでも適用できますが、MT5はMT4の自動売買を向上させるために開発されたものであるため、比較的有効であると言えるでしょう。

まずは、FXデモ口座MT4 MT5の違いを体験してみましょう。

Cristian Cochintuhttps://japanesefx.com/about/
Cristian Cochintu is a highly experienced trader, author, and analyst. Cristian’s extensive experience in developing trading strategies using cross markets analysis and his edge in predicting economic surprises is recognized all over the world. His unique insights about FX are translated today into multiple languages. The Japanese version of his blog - japanesefx.com - is devoted to helping FX traders trade intelligently, profitably, and for a long time. Cristian has studied the markets from many angles and has earned first and advanced degrees in economics, finance, and business. Throughout his career, Cristian has published market analysis and educational articles that have helped thousands of traders master the currency markets. Cristian is also one of the authors of investing.com, fxstreet.com, and other financial publications.

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